2012年01月15日

10年に1人の逸材

ラッツ・アーキテクツ株式会社(大分市の建築設計事務所)において
建築家・代表取締役を務める「古後信二(コゴシンジ)」です。

大分大学大学院卒の建築家に出会った。

ASJ山口イベントでのひとこまだった。

前田君。
わたしよりも9歳下の33歳。独立して4年という事だから、29歳くらいでの独立だろうか。

研究室は私は佐藤ゼミだが、彼は鈴木ゼミ。

私が29歳で独立してからもうじき丸14年。
ようやく、同門の後輩が表舞台に出始めてきた。

広島のサポーズで修行し、兄弟の家の設計でデビュー。
いきなりINAXデザインコンテスト入賞という華々しいデビューだ。
しかし、その後、なかなか次のチャンスにめぐまれずにいるようだが、活路を見出そうとしているようだ。
ポテンシャルはある。あわてるな。追い風はくる。その風にのれるように準備をしておけ。

私の第一作は、グッドデザインノミネート、JIA優秀建築選。建築ジャーナル掲載。その程度であった。
デビュー作品でどれだけ飛躍できるか、が1人の建築家のポテンシャルをはかるひとつの目安である。
それが絶対ではない。遅咲きもある。

広島という強豪の地で苦闘する後輩にエールを送った。
君は10年にひとりの逸材である事は、ある意味、まちがいない、と。
後輩達のため、そして、大分大学の名にかけて奮闘してくれ、と。

大分大学という建築家教育において圧倒的マイノリティーな状況をどう、打破していくのか。
後輩を引き上げるどころではなく、芽をつぶしていく。
残念ながら、大分の建築業界は足のひっぱりあい。あかねこ根性。
大分はもうそんな伝統がある。
50代、60代、70代の建築家を見ていればわかる。
そして、大分を見限り、福岡や東京にシフトしていく実力者。
そういった構図がある。

大分だけかと思っていたが、広島でもそうらしい。
結局、日本国民の習性といっていいのだろう。
村社会。出るくいは叩かれる。

そんななか、出てきた一筋の光。
前田君には、広島の地において、大分大学卒業生、ここにあり、という所をみせてほしい。
そして、私も援軍として、広島において孤軍奮闘する彼になにかしてあげたい。

その奮闘を見て、大分大学の後輩達が続いて欲しい。
そのような気持ちになった。

大分大学のOBでこぞって応援しても成功は難しい昨今。卒業生はみな、そっぽをむいている。
高校OBの活発さにくらべると、なんとも貧相な交流状況だ。
なんとか、打破していかないといけない。

後輩がでてきてうれしいものだ。
そして、大分大学卒業の先輩方、後輩達のために、いっしょにもうひとふんばりしましょうや。


一生懸命、しらしんけん。
フロム オオイタ トゥー ザ ワールド、

粗にして野だが卑にあらず、
合掌、古後信二
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posted by SIN.Z.KOGO at 18:00 | 記事